ブルックリンイタリアン!

アラジンです。
ずいぶんおひさしぶりぶりぶりのカマです。
相変わらず「食いしん坊」な毎日を全力疾走中アラジン卿っす。。
このブログのお友達のページに久しぶりに行ってみたらほとんどの方
もうやってらっしゃらない。そりゃそうですね。時は流れ、ひとところに留まるものなど
どこにもない。せつないきもちになりながらでも「食」は永遠と思い直す次第です。
そう、「食」は心と体の源!
ひさしぶりに「食いしん坊」がアップしたいのはこのトラットリア。ブルックリンの
パークスロープにある店。1枚目の写真にあるのが店の名前っす。
ブルックリンイタリアン、なかなか最近熱いようです。またルポします。
え?文章短い?だってー、リハビリ中なんだもん。徐々に慣れて行きますね。
バハハーイ、ケロヨーン!

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# by sokosoko6293 | 2013-06-30 22:51 | 後悔しないイタリアン

CIPRIANI

アラジンです。


今日紹介するのは「CIPRIANI」話題のイタリアンです。もうタマランチ!なお店です(笑)
いろんなところにコンセプトのちょっとづつ違うこの店のブランチがあるのでお好みに応じて
使い分けると言うのも楽しいかもしれませんね。
アラジンが好きなのはsohoにあるdown town 店。活気があって遅い夜中の時間になるにつれぐ
んぐん店のムードもヒートアップするという楽しい店。東京でいえば「appia」とかが近い路線
かもしれません。

この夜はプロシュート、アーテイチョーク、カプレーゼ、アルグラサラダ、サフランのリゾット、
ポモドーロペンネ、など。ビジネスミールだったのでこれを4人でシェア。
どれもはずれがなくて、リゾットなどはとくに米の固さ加減、味のバランスは見事
でした。ペンネはもう一声工夫がといったところですが、自らシンプルなものを
頼んでいるのでこれはこういったかんじでももしかしたらいいのかもしれない。プロシュートは
肉の質が最高です。口の中にへばりつくような違和感はまったくなく、自然とメレンゲ
のように赤ワインとのマリアージュで溶けていってしまう。そして特筆すべきは最初にでてくる
パンのおいしさでしょう。グリシーニも表面だけやいたパンはほっぺたのおちそうな
おいしさでした。座った時点でミノザが振る舞われると言うベタな演出も嫌みが全くなく
おもわず笑顔がこぼれます。

ホスピタリテイの高いお店です。客筋には「appia」なんかとほぼ似た感じですが、
音楽関係、映画関係、舞台関係、アート関係、弁護士、などやや変化にとんでます。ファミリーで
の来店も多いというのも見逃せない点でしょう。アラジンお得意の「ひとりめし」パターンも大歓迎のようです。次回はがっつりと肉食べてみたいと思います。

ちなみにお値段のほうですが、アラジンたちは赤ワインのボトルと水を
頼みましたがデザートは今回はパス。セコンドはなし。頼んだものは上に書いたラインナップ
です。これで$400ちょいです。ワインの品揃えは目移りするくらい豊富なので
手頃なプライスでおいしいものをソムリエのかたに相談して決めると
いいと思います。この日のアラジンたちもそうしました。ひとり$60くらいのfoodと一本
$200くらいのワインを4人でシェアしたとしたらそれくらいのamountになるので
もしかしたらお得感のあるproper priceだというのがアラジンの印象です。ただワインはしっかり
主導権を持って腹を割ってカジュアルな値段でおいしいものを、と念を押した方が賢明でしょう。
おいしいものをカジュアルに、でも(ここが大事)上品にきちんと納得して食べたいと言う
かたには、きっとばっちりの店だと思います。店の雰囲気は底抜けに明るいです。


http://www.cipriani.com/locations/new-york/restaurants/downtown.php



CIPRIANI_e0002541_1221537.jpgそう。ヘルシーなんですよ。どっか日本ぽいなあって思ってたんですけど、写真みて再確認。

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雰囲気に余裕があるというか、食べ慣れてる人が多いかんじ!
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アメリカで食べるパスタは非常に厳しい。そんな中、これは健闘している。CIPRIANI_e0002541_12526100.jpg


    


     





茶目っ気のあるお店の人。いきなりのポーズだったので顔が、、、
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食後のこういったアミューズもやりすぎてないところがぐ〜〜   CIPRIANI_e0002541_1271539.jpg





      さっきのおわびにニヒルにサーブしてるところをどぞ。CIPRIANI_e0002541_1275998.jpg





       





お客が店のムードを作ります。
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今回の記事を故元IOCタマランチ会長に捧げます。アデユー!
# by sokosoko6293 | 2010-05-03 01:35 | 後悔しないイタリアン

鍋焼きうどんに見る和食のコンセプト

アラジンです。アメリカの和食はいったんアメリカ人の舌を通過して
味が決められるようです。それを感じたのはアメリカに着いた頃、寿司
の盛り合わせを頼んだときです。


それはそれは大皿にスリッパほどの重量感と大きさのある
寿司がで〜〜んと並んでいたのを見たときです。もちろん
わさびはカテゴリー的には「抹茶アイス」なルックスでした。


なので、最初は日本人以外の人たちがやってる和食やさんを邪道だと
思っていたアラジンですが、日本人もアメリカ人をメインの客のターゲット
にしてビジネスをやっているので、一概に味わってみるまでは
真偽のほどはわからない、と思うようになりました。


今日ご紹介するのは典型的な「鍋焼きうどん」です。
たいがいの和食やのメニューにある「鍋やき」ですが、
定番は、海老フライ、かまぼこ、白菜、皮部分をいっさい入れない
チキン、絶対に半熟にならないようにする卵、にら、しいたけです。
味は、薄味です。アメリカに来てから、一番あたりはずれのないのが
この「鍋やきうどん」です。きっとこれはこれ自体、強烈な個性が
あるので、変換のようがないのでしょうね。


つい最近、アラジンの隣で「鍋焼きうどん」を食していた白人の
おばあchangが、「あ、ちょっとウエイトレスさん!これ
ほんとにおいしいわん。とってもぐ〜よ。でも食べきれないから
タッパーに入れて頂けるかしら。おうちでチン!させて
食べたいの。」
お店のかたの対応は見事でした。
「もちろんですとも。鍋やきと味噌汁は別々のタッパーに
お入れしますね。少々お待ち下さい!」


もちろんこの店は純粋にオーセンテイックな日本人が
やっているお店です。しばらくすると大きな袋にふたつの
コンテナが積まれたおみやが彼女のもとに到着したのは
いうまでもありません。



きっと「鍋焼き」がメインで「味噌汁」がスープ感覚
で頼まれたんでしょうね。なんだかアラジンはこれを
見てて胸が熱くなりました。自分もインド料理やトルコ料理、
イスラエル料理など食べ慣れない料理を食するときに
ずいぶんの禁じ手を犯しながら食いしん坊道を歩んでいるのだろ
うなと思うのです。でも「こうしなきゃいけない」とか
「それは邪道だ」とか言われたことがいままで一度もないです。
きっと中には考えられないような食べ方や失礼なマナー
ぶっこいているのだと思いますが、nYではいっさい
おのれのやり方が全てで、誰も文句を言いません。


ただ和食は日本のhomeで食べるそれとはどこかなにかが違います。
同じようなレシピで作ったとしても「微妙に違う」のはなぜだろう。
水?火?

きっと和食は日本で食べるのが世界一おいしいのだと思います。
そんなことを思った日には必ず家でアラジンの「ひとりでできるもん」
をやります。限りなくアラジンの思う和食になりますが、
しかしやはりどこか違うというのはぬぐえません。

もうすぐそこに初夏がやってきているような
気配のするNYですが、相変わらずの地球温暖化で今朝はストーブを
つけている弱虫アラジン卿(笑)








鍋焼きうどんに見る和食のコンセプト_e0002541_1284548.jpg









本当においしい「鍋焼きうどん」というものを
少しずつ思い出せなくなっている自分が
悲しいです。
# by sokosoko6293 | 2010-04-26 01:54 | 和食っていいね

進化し続ける和食レストラン      

アラジンです。前回はコンテンポラリー、fusion系のイタリアン
の目立ったところをお送りしましたが、今回は和食で攻めてみましょう。



イーストヴィレッジは和食が豊富!そんな90年代の伝説は
もう通用しないのが日々変わり続けるNYの実情です。
マンハッタンのみならずブルックリン、クイーンズなどにも
素晴らしい味を提供できる和食やが増えています。


そして傾向として和食=健康的みたいな図式から、更に進化して、
和食エンタテイメントともいえるジャンルが確立してきました。
「megu」のように店内に氷の彫刻を展示して
パビリオンのようなワクワク感をあおる店もあれば、
老舗の「nobu」「morimoto(フィリーの店)」などは一歩一歩
足固めしながらアメリカの文化の一翼を担っています。
アラジンは同じ日本人というアメリカ社会の中でのマイノリテイ
としてはここらへんの店の動きと言うのがとても気になります。
お寿司は「sushiden」(東と西に一軒ずつ)や「初花」の
ネタの新鮮さ、味のクオリテイの高さが、
更に、味+、、、日本の麻布あたりの裏手の路地にある隠れ家的な
雰囲気を漂わせながらもオオバコという勝負にでた「yasuda」は
画期的な店といえるでしょう。
ネタも小さめで、あ〜んもっと〜的な客としては飢餓感煽られまくり
です。SATCでも話題になったトライベッカの「ono」もよいの
ですが、どっちかっていうと「megu」の炉端版
といったところでしょうか。その昔カウンター越しにあざやかな
剣さばきがアメリカ人の間で話題になって大成功した「紅花」
の平成版とアラジンは勝手に呼んでいるのですが。


もしこの中でひとつ、安心して接待に使える店、大事な人を
連れて行きたい店、といえばやはり「安田」でしょう。
ミッドタウンの西に位置するこの店は常に活気で溢れています。
そして日本でももはやなくなりつつある「職人の頑固さ」を
かたくなに守り続けているし、
そこはかとない「けれんみ」が魅力です。


余談ですがなんてことない
なめこの赤出しなんかが
泪がでるほどおいしい!異国にいるからっていうのも
あると思いますが素晴らしい味です。

敢て「愛のムチ」を1 whip投げると
すれば、エントランスがもう少しオーセンテイック
であってほしいというのがありますが、これは「安田」に限らず
NYではなかなかむつかしいことです。

「安田」のページです。
どんなかんじかをご覧ください。ちなみにこの店の向かいあたりのビルの
地下にある「さかなや」だったか
「いろりや」だったか?名前不確かなんですが、も魚は美味いです。
(すみません。いきなりこのノリの店になるとシニアモーメントの入る
あいかわらずのアラジン卿です  笑)


http://www.sushiyasuda.com/


進化し続ける和食レストラン      _e0002541_9552162.jpg












でも究極の贅沢ってことになると
最近のような初夏的なあったかい日に
セントラルパークのこのあたりの
芝生にあぐらをかいて
「自分で入れて来た水筒のお茶」を
ぐびぐびいきながら
グロッサリーで買った「太巻き」
を食べることだったりします(笑)
# by sokosoko6293 | 2010-04-24 09:58 | 和食っていいね

LOCANDA VERDE

ごぶさたです。アラジンです。
イタリアン好きは変わらずです。
何軒かNYで話題の店をチェックしました。
ご旅行の際の話題のお茶濁し&備忘録。

1. Dell'anima
http://dellanima.com/about.php
10:15pm
Bobboでソムリエだった人とDel Postoで働いていたシェフ?がオープンしたお店。

2. L'Artusi
http://lartusi.com/
10:15pm
Dell'animaの「ゆったり版」店舗。

3. Gottino
http://www.ilovegottino.com/
予約取らず。どちらかと言うとワインバー…。
オーナーはイタリア版gastropubのgastrotecaと呼んでる。

4. Scarpetta
http://scarpettanyc.com/
10:30pm
確か、ニューヨークタイムズ紙で★★★だったかと。


特に1や2は客層が白人ばっかりでびっくり。
案の定、死ぬほど砂の入った塩っばいボンゴレに
まずい手打ち麺。だいたい手打ち麺とかやるまえに
乾麺の素晴らしさをまず作り手がリスペクト
してほしい。アラジンはウエイトレスに塩っぱい
砂だらけまんだらけスパをキッチンに戻して
チェックしてもらったのですが、彼女は皿を悠々と
アラジンテーブルに戻してこう言いました。
「こういう味付けになっております」
これを見た友人がひとこと。
「客が白人ばっかで
fusionしてないレストランは味もだめだね、不思議と」


というわけで今日はみなさんにアラジン一押しの
レストランを紹介します。LOCANDA
VERDE トライベッカホテルの一階です。
ワインの品揃え、セコンドの充実、パスタの絶妙、
ドルチェのサプライズ、適度な乱雑感と高級感のミックス、
若干プライスは高めですが
東京で食べることを考えたら。店員はみな、知識が豊富で
知らないことをはっきり知らないといいます。
満員の満員のそのまた満員の、1日6回転もする人気店ですが、
名前を入れておけばホテルのロビーのソファで
グラスシャンペンとかいただきながら小1時間
まったりchatしてると必ずお店の人が笑顔で呼びに来てくれます。
そうです。ホスピタリテイも素晴らしい。
味とサービスは比例しますね。
そして客層はアラブ人、韓国人、ワスプ、黒人、
インド人、モロッコ人、イタリア人、フランス人、
などなどなど、とにかく層が分厚く活気に満ちている。


アラジンは前菜からチーズ、パスタ、セコンド、スイーツ
とぜんぶ網羅しました。一番記憶が近いスイーツを例にとってみると、
たとえば、ソルベ。種類はbosc pearとか apple butternutとか
blood orange proseccoとか。 ジェラートは、
rice custard, rum vanilla, pistachio。
このチョイスを聞くだけでそそられません?

写真を探したのですがずいぶん前に行ったので
見当たらず情報だけで堪忍してください。
でも、今日本からお客様がいらしたとき、アラジンは
自信を持ってこの店の名前をあげます。いまキラキラ
してる名店中の名店です。

http://locandaverdenyc.com/

LOCANDA  VERDE_e0002541_1215575.jpg






で、なぜこの写真かって?いやそのあのもじもじ、、、、、、
楽しんで頂けましたでしょうか?
# by sokosoko6293 | 2010-04-19 01:52 | 後悔しないイタリアン