イタリアン「麻布HAUS」麻布十番

ひさしぶりに「麻布HAUS」に行ったら、すごく元気だったのでびっくりしました。
24時間中23時間OPENなんて息切れするに決まってる、そう誰もが開店当初
は思ったことでしょう。それがお客さんもお店の人も全然疲れ知らずで、聞く話に
拠ると「元旦は朝8時まで営業して、朝10時に開けた」ということらしいです。
このガッツ、単純にすごい!と思ってしまいました。

今夜オーダーしたのは「麻布HAUSサラダ」「北海道厚岸の生牡蠣」「牡蠣と小松菜の
スパゲッティ」です。赤は2杯頂きましたが、一杯目がキャンティ。2杯目がカベルネと
フランとメルローの混合種。どちらもあっさり飲みいいワインでした。

アラジンは今日はこの店と懇意な友達に予約してもらって伺ったのですが
、よくよく考えるとこの店は入って右側に座るか左側に
座るかで天と地ほどの雰囲気の差があることが今日わかりました。その証拠が
写真です。アラジンが撮影した写真はどれも携帯でですがなんとも雰囲気あるライ
ティングです。これがカウンターに近い左側の席だとキレイに写らないのです。
同じことが客層にも言えます。予約をした顧客は(これはアラジンのあくまで感想
ですが)右側に通されます。一見さんはほぼ左側です。今夜は有名なタレントさんや
業界っぽいお客さんや外国人が右側にはひしめいていました。アラジンは
連れの顧客である外国人の予約があったからなのかどうかはわかりませんが、たまたま
とにかくラッキーなことに右側に座れました。この混雑タイムに右側は初めてで、
このビジネスクラスのような場所に座ってみてはじめて、なんとなくうっすら、
ハイエラルキーが店の中に存在することに気がついたのです。

このお店ははっきりいってすごい頑張ってます。
ただものすごくプライドが表に出すぎているように思うのです。
それが客としてアラジンが心の底から寛げない理由なのかもしれ
ません。のほほん感が少ないというか。

だから卑近な例ですが、たとえば一日3時間しかやってないような
レイジーなレストランがあるとします。
それなりのおいしいものと心からほっとできるサービスのある店です。
さて気を張る店とどちらへ行きますかと聞かれるとアラジンは3時間しかやってなくても
レイジーでほっとできる場所へ行くと思うのです。
麻布HAUSには麻布HAUSのよさがあるし
それが好きで来るわけだけれど、ほっとするようななにか、あったかいなにかがいま、
足りないように感じるのです。

これは「1お客」の素直な気持ちです。


最初この店にひとりで来て「わ!」と心が躍った日のことを思い出しました。
アラジンにとっては大事なレストランです。だってあんないい瞬間をいっぱい見せてもらった
わけですから。心のbottomからフラットに書きました。ちょっと書きすぎかな?


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    このロゴが誘い        赤ワインも吟味されて    小ぶりな牡蠣は身が締まってる
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好きなトマト大目のサラダ      バゲットも美味しいし    このオイルは比類なき美味しさ
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楽しい時間でした  が       帰宅した後こっそり     ラーメン塩味食ってしまいました!

雑感:   いろんな意味で東京イタリアンは今日も漂流し、進化していますね。

by sokosoko6293 | 2006-01-15 22:52 | 後悔しないイタリアン


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